こちら、1月25日現在のAgarato薔薇園(というか畑)です。
なんかちょっと、寂しい・・・?
お花もないし、葉っぱもない。
いわば丸坊主状態。
でも、実はこの時期、薔薇にとってとても大事な時期だったりします。
真冬に薔薇の木を十分休ませることで、
春から秋にかけて、元気に咲くための英気を養っているのです。
休んでいる間に、剪定をしたり、追肥をしたり。
薔薇が十分なチカラを備えられるように、私たちも少しだけ手を貸します。
今年も、綺麗で美味しい花をたくさん咲かせてね!
とお願いしながら、一株一株丁寧に。
あがらとの薔薇はすべて四季咲きの品種なので、
ビニールで覆って温めてやれば、真冬のこの時期でも咲かせることは可能です。
たくさん咲いてくれた方が、たくさん収穫できるので、商売的には有難いのかもしれません。
だけどそうしないのは、薔薇を”モノ”ではなく、”生き物”として、
もっと言うと、”商品”ではなく、”仲間”として捉えているから。
人間だって、追い込まれながらなんとかチカラを振り絞ったら、いつか疲れてしまうでしょう。
それは、薔薇も同じ。
薔薇が咲きたい時期に、自らのチカラで咲けるように。
薔薇が自ら葉を落とす冬の時期に、無理やり温めて追い込むことはしません。
実際、加温ハウスで育てられた薔薇の寿命は7年程といわれるのに対し、
あがらとの薔薇のように冬場を休息に充てた薔薇は、30年以上も咲き続けるといわれています。
今年の冬は比較的暖かいので、早くも新芽が出てきてくれています。
冬の眠りから覚め、生き生きと咲く薔薇の花たちに再び出会うことが、何よりも楽しみ。
こうして咲いた薔薇の花には、薔薇本来のチカラが詰まっています。
そのチカラを一瓶に閉じ込めた、あがらとのNatural Rose Jam。
詳細・ご購入はコチラから ⇒ https://agarato.jp/rose/