朝晩が肌寒い季節になってきました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
あがらとでは、春に植えた落花生が収穫時期を迎えております♪
実は私、落花生に関する小さな野望を、ずっと抱いておりました。
それは、ピーナッツバターを手作りすること!!!
今回はあがらとの畑で育てた落花生が、ピーナッツバターになるまでをご紹介。
ピーナッツバターという一見ジャンキーな食べ物が、畑からつながるとあら不思議!?
なんだかとっても自然な食べ物に見えてきましたよ~!
落花生とピーナッツ
ご存知の方も多いと思いますが、落花生とピーナッツは基本的に同じもの。
落花生の英名がピーナッツです。
日本では殻付きのものを落花生、殻をむいたものをピーナッツと呼ぶことも多いようですね。
食べたことがない、という方は少ないと思いますが、落花生がどうやってなるか、見たことがない方は多いのでは??
実は落花生、とっても変わったなり方をします。
花が咲いて・・・・
花が地面にもぐって・・・・
地面の中で実をつけます!!
だから落花生、”落ちる””花から””生る”と書くんですね。
花が咲いた時は、本当に地中に潜るの!?というくらい可憐な落花生ですが、
いつの間にか地中に実を宿す不思議な植物です。
いよいよ収穫だ~!
花が咲いてから約3カ月。
朝晩が肌寒くなってきた10月中頃、ついに落花生収穫の時期を迎えました。
花はたくさん咲いていたけれど、本当に実はなっているのか!?
半信半疑ながら、いよいよ収穫です!
地上の葉っぱや茎が枯れてくるのが収穫の目安、だそうなのですが、
実は途中、鹿に葉っぱを食べられて丸坊主になってしまった落花生たち。
地中の実は無事なのでしょうか・・・??
根本を持って・・・
恐る恐る引き抜いてみると・・・・
キターーーー!!!
ちゃんと地中になってる!!
知識としては知っていたとはいえ、実際に見てみると感動です!
あ、でも、よく見るとなんか・・・・
発芽してるーーーーー!!汗
ちょっと収穫が遅かったかも、と、反省した筆者なのでした。
でもでも!
発芽していない落花生もちゃんと収穫できたので、いよいよ念願のピーナッツバターづくりにチャレンジです♪
ピーナッツバターに大変身なるか!?
掘りたての落花生には土がついているので、まずは水で洗います。
殻と殻をこすりつけるように洗うと、土がよく落ちました。
お次は難関、殻剥き!!
炒った落花生でも殻をむいて食べるのは面倒かもしれませんが、
生の落花生はその比ではありません!
殻、硬すぎる・・・(T_T)
スプーンの背で押しつぶしたりしながら、なんとか100g程の落花生を剥きました。
指が痛い。。。
今度は殻を剥いた落花生を、フライパンで乾煎りしていきます。
ピーナッツ特有の芳ばしい匂いがするまで、かき混ぜながら、弱火でじっくり。
が、基本なのですが、元来せっかちな筆者はちょっと焦がしました。笑
乾煎りが完了したら、お次は薄皮剥きです!
また剥くの!?という感じですが、今後は指で軽くもむだけなので簡単♪
焦げたところは剥けなかったので、やはり焦がさないに越したことはないですね。
これでようやく、落花生の準備が完了しました!
うん、結構大変。汗
あとは味付けして、砕いていきます。
味付けはお砂糖とお塩、油分を追加するためのオイルが基本ですが、折角なので甘味はあがらとの蜂蜜を使用しました!
天然の甘さが優しい、ニホンミツバチの蜂蜜です。
先ほどの落花生に蜂蜜大さじ一杯、塩をひとつまみ加えて、ハンドブレンダーで砕いていきます。
様子を見ながらすこしずつオイル(今回はひまわり種子油を使用しました)を加えていくと・・・・
ピーナッツバター完成!!!
だいぶ荒砕きなのは、筆者のせっかち故なのでご容赦を。笑
根気よく砕き続ければ、なめらかなペースト状になるはず、です。
念願の手作りピーナッツバター。
試食してみると、ピーナッツの香り豊かで甘すぎない、とっても自然なおいしさでした♪
ジャンクは現代人の後付けだった
畑で落花生を栽培するところから、ピーナッツバターを作るまで。
一連の工程を実際にやってみて感じたのは、ジャンクなんてものは現代人の後付けにすぎないということです。
土や水、太陽といった自然が育んだ落花生を、
手間暇かけて加工したピーナッツバター。
それは紛れもなく、自然と人の手が生んだ、身体にやさしい味わいでした。
昨今、たくさんの添加物を含んだピーナッツ”風味”の商品も多数出回っていますが・・・
素材から変身を遂げる過程をみると、ジャンクなニセモノには手が出せなくなりそうです。
手間はかかるけど、自然とのつながりが感じられる自家製ピーナッツバター!
あなたも、ぜひチャレンジしてみてはいかが?
<あがらとの落花生>
500g ¥1500(税・送料別)
生のものは10月21日までにお申し込みください。
info@agarato.jp または 0735-75-0075まで。
(ピーナッツバターは乾燥した落花生でも作れるようです!)